2009年4月11日土曜日

AS Java の変化



以前sapjvmのtopicで以下のことを書きましたが、


>ねらいはAS Javaと組み合わせて、もし複数VMのうち1つがダウンしたとしても、他のVMに素早くsession failoverできるようにすることらしいです。


これを含む、CE7.1より変更されたAS JavaのアーキテクチャのことをSAPは "Solid Rock" と呼んでいるようです。


以前(NW7.0)は、AS JavaはHTTPリクエストを最初に取得する部分をJavaで実装していました(java dispatcher)。ただ、javaによるそもそものオーパヘッドを減らすために、Solid Rock(CE7.1~)ではこの部分がABAP Stackでも使われているICMに変更されました。で、J2EEエンジンにリクエストを渡すときには以前の通常のローカルTCP/IPポート経由ではなく、MPIという共有メモリ[*1]経由になり、sapjvmを通してJ2EEエンジンが取得することで、リクエスト受け渡しのオーバヘッドも減らすようにしたようです。


[*1] http://help.sap.com/saphelp_nw04s/helpdata/en/e7/2e25c472e04b63bf6139dd7071a858/content.htm





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